憧れのマンション購入。それをいつまでも素敵に維持していくためにもマンション管理組合の役割をちゃんと知っておきましょう。

多くの人が住むマンション。皆が好き勝手なことをしたらどうなるでしょう。

一戸建てになくて、マンションにあるものといったら、何があるでしょうか。
様々あるかもしれませんが、そのひとつに、「マンション管理組合」というものがあります。
一戸建てに住んでいて、確かに一戸建て管理組合なるものは存在しませんよね。

では、このマンション管理組合なるものとは、そもそもどんなものなのでしょうか。
分譲マンションを購入した人で構成された、その物件を管理するための組合組織のことをいいます。
分譲マンションを購入すると、自動的に管理組合の組合員になることができます。
自動的に組合員になることができるというよりは、有無を言わさず組合員にさせられると感じている人もいるかもしれません。
組合から脱会するためには、方法は1つしかありません。
購入したその物件を売却することです。
そうすれば、組合員ではなくなります。

例えば4人家族で1つの分譲マンションに住んでいるとしたら、4人とも組合員ということなのでしょうか。
組合員になれるのは、所有者のみ、つまり1人だけです。
ですので、通常は世帯主が組合員ということになりますね。
よって、世帯主の家族は、組合員になることができません。

最近では、マンションのオーナーから賃貸契約を受けて借りているという人もいます。
こういった場合にも、賃借人は組合員になる事はできません。
組合員になれるのは、あくまでもオーナーです。
逆に、1人で2つの部屋を所有している場合には、2人分の組合員の権利を得られるかというと、それも違います。
組合に入れるのは、一人だけということになります。
ただし、マンション管理組合などで議決をするときがあります。その総会で議決をするときには、2人分の議決分が、一人に与えられます。

では、そもそもマンション管理組合というのは、何のためにあるのでしょうか。
主な役割としては、共用部分の維持管理というものがあります。
分譲マンションの場合には、固有財産である「専有部分」と、全ての所有者(組合員)が共有している財産である「共用部分」とがあります。

専有部分というのは、リビングやトイレ、ダイニングなどが相当します。
一方、共有部分というのは、建物の廊下や非常階段、エレベーターにエントランスといった部分はもちろんのこと、上下水道や都市ガスの配管、集会室に駐輪場に駐車場、ゴミ置き場といった部分やマンションの敷地といった部分全てが、共有部分となります。
外壁という部分に関しても、共有部分と考えることができますね。
これら共有部分の維持管理をすることが、マンション管理組合の目的であり、役割でもあるのです。

では、これらの活動をするためのお金、どこから捻出をしているのでしょうか。
もちろん、どこからか沸いてでてくるわけではありません。
組合員は毎月、管理費や修繕積立金というものを支払っていますよね。
例えば、廊下の蛍光灯が切れた場合には、管理費からお金を出して、新しい蛍光灯を購入して、取り付けをします。
外壁にひびが入っており、それを修理するとなれば、管理費だけでは足りません。
そうなったら、修繕積立金からそのお金を捻出するのです。

実際に修繕をするのは、もちろん組合ではありません。
マンション管理会社というものに委託をします。
実際に修繕をしたりするのは、その会社です。
他にも、組合には役割があります。
それはマンション内のルール作りです。
ゴミ出しの仕方はもちろんのこと、ペットの飼育について、そして駐車場の料金を決めたりするのも、組合の役目ですので、結構重要ですね。